毎日のように、Apple Storeの整備済製品をチェックしている、ぷーです!
Thunderbolt Displayがきになるから・・・。
こちらの記事でもお伝えしましたが、
2015/3/31に、何の前触れもなく販売再開された、SIMフリー iPhone 6/6 Plus。
全モデルで、11,000円の値上げがされているため、ちょっと割高感があります。
今回は、SIMフリーiPhoneとMVNO格安SIMの組み合わせで使ったときに、3大キャリアと比較して安いのか実際に計算してみました。
目次
SIMフリーiPhone×格安SIMと3大キャリア料金比較
前準備
格安SIMの選定
各MVNO業者の格安SIMは、2015/4/1から軒並み値下げだったり、契約プランの通信容量がアップされたりと、充実してきています。
今回は現在(2015/4/2時点)の業界最安値である、DMM mobile で以下条件のSIMカードを想定。
- データ通信量は月5GB
- 3大キャリアとの比較のため、通話可能なプランを選択

iPhoneの選定
今回は、iPhone 6の16GBで想定します。
SIMフリー版はApple Store、キャリア版はどこも同程度の価格で実質0円を謳っているので、今回はdocomoの端末料金を参考にしています。
料金計算方法
24か月分の利用料+端末代の合計で計算しています。
また全て、税込表示で記載しています。
SIMフリーiPhone と キャリア版iPhone の価格比較
まず、iPhone 6の16GBの価格がこちら。
SIMフリーiPhone 6 16GB | 93,744円 |
キャリア版iPhone 6 16GB | 73,872円 |
こう見ると、やっぱりSIMフリー版は高い印象ですねー・・・。
MVNO格安SIMとdocomoの月額料金比較
DMM mobile月額料金
- 通話SIMプラン 5GB 2,128円
合計:2,128円
docomo月額料金
- カケホーダイプラン 2,916円
- SPモード 324円
- データMパック 5,400円
- ユニバーサルサービス料 2円
合計:8,642円
DMM mobile | 2,128円 |
docomo | 8,642円 |
こうみると、キャリアって高いな!!
単純に月額利用料を見たときに、格安SIMが注目されるのも頷けます。
しかし、キャリアの場合、ここから、端末代金に相当する金額が割引されます。
73,872円 ÷ 24か月 = 3,078円
iPhoneが実質0円と謳っているものですね。
これ以外にも、他社から乗り換えの方向けの割引であったり、旧iPhone下取りなどを活用すれば、もっと安くすることもできますが、現在の状況によるので、ここでは割愛。
結局どっちが安いのよ
表にまとめました。
※docomoのほうの割引は、分かりやすいように端末料金から引いています。実際は月額料金の通信費から引かれるものになります。
端末料金 | 月額料金 | 合計 | |
DMM mobile | 93,744円 | 2,128円 + 93,744円/24ヶ月 = 6,034円 |
6,034円 |
docomo | 実質0円(73,872円) | 8,642円 | 8,642円 |
やはり、格安SIMのDMM mobileの方が安いですね。
しかし、DMM mobileの方は、ほぼこの値段で確定ですが、docomoの場合は他割引などが豊富にあるため、もっと安くなる可能性があります。
僕の場合、docomoを使用していますが、その他割引を利用して、iPhone6 64GBが月額4,500円くらいで使えています。
契約上の違い
一番は、2年縛りがないことでしょう。
3大キャリアでは2年縛りがあり、更新月以外の解約には1万円程度の解除料金がかかります。
逆にMVNO格安SIMでは、長期間の契約縛りを設けているところはほぼありません。
さいごに
格安SIMは、ローコストな旧機種・ミドルスペック端末×格安SIMなどの組み合わせが一番本領を発揮するサービスだと思います。
また、1年ごとに発売されるiPhoneを、毎回買い替える場合も格安SIMはおすすめです。
- 契約解除料が掛からない
- SIMフリーiPhoneが高く売れる
- SIMがそのまま使える
などなど・・・。メリットが多いです。
買い替えの時に、旧型のSIMフリーiPhoneをオークションなどで売ってしまえば、新型iPhoneの元手になりますしね。
逆にキャリア版の魅力は、
- 自宅ネット回線も同キャリア利用で月々割引
- キャリアが端末代金を補助してくれる
- 豊富な割引を利用することで、端末代を安くすることが可能
- 大手の安心感 ※MVNO業者は各キャリアの電波の一部を借りているため、速度が遅い場合がある
- 実店舗があり、直接スタッフと話すことが出来る
などでしょうか。
他キャリアへのMNPで、「iPhone 一括0円!」などの案件があれば、キャリア版でもかなり安く抑えることが出来ます。
この場合、端末代が「実質0円」ではなく「本気の0円」で端末代が掛かってこないので、今回試算したdocomoの月額料金の場合、
8,642円 – 3,078円 = 5,564円/月
となります。
あとがき
格安SIMもどんどん安くなって、通信容量も増えてきているので、魅力的ですよね。
3大キャリアのdocomo,au,Softbankでは、自宅のネット回線も一緒に契約すると割引されるサービスも全社で用意されているので、そういったものを利用すると、さらに安くなると思います。
分かりづらくなるという二面性もありますが、ユーザーにとって選択肢が広がるのはいいことですね!
また今回ご紹介した、「DMM mobile」はこちらからご登録できます。
興味のある方は、参考にしてください。
