涙なしには読めません、ぷーです!
スマホゲーム、「Pokémon GO」が発表されました!
ポケモン世代にとって夢にまで見た世界が、仮想世界を通じてついに現実となるわけです。
「ここにはどんなポケモンがいるんだろう」
「ライバルたちはどんなポケモンをゲットして、どれだけ成長してるだろう」
「この世界にポケモンがいたらどんな風に世界は見えたんだろう」
「ポケモン探しに旅に出よう」
もうどれだけ子どもの時に妄想したかわかりません。
僕のポケモンデビューは初代「ポケットモンスター緑」でした。(パクられましたが笑)
あの頃のゲームがもたらしてくれる「ワクワク感」は今でも鮮明に覚えてます。
ストーリーが進むにつれてたくさんのポケモンに出会い、ジムリーダーも少しずつ倒していき、最後にはポケモンリーグに挑みました。
そして、友達とポケモン交換したり、151匹目のミューをゲットする裏技を試してデータバグったり・・・(笑)。
一番ショックなのは、ゲームボーイ落としてセーブデータが消えること。
今でも忘れない(笑)。簡単に消えるんだもん。
そんなポケモンがついに現実世界とリンクする。
ポケモンが街中にいるし、モンスターボールも投げれる。
通りすがりの人とバトルもできる。短パン小僧なんてそこら中にいるんだ、きっと。
「草原からコラッタ出てくるかな。」
「森にはキャタピーいるかな。もしかしたらトランセルになってるかもしれな。」
「ピカチュウと一緒に冒険できるかな。」
「伝説のポケモンはいるかな。空飛んでるかな。」
そんなワクワクがもう止まらない、すでにちょっとうるっとしてる。
でもこの、Pokémon GOの開発者である、川島さんのコメントが最高に心に刺さる。
以下、川島優志さんのGoogle+からの引用になります。
やっと発表することができた。岩田さんが逝去された時も、公にメッセージを書いたりできなかった。その数ヶ月前にはお会いしていたというのに、だ。
東京、そして京都の任天堂での、ジョン・ハンケを交えての会議。
Ingressは、見過ごされていた街の小さな芸術、大きな芸術、人の創造力の素晴らしさに、テクノロジーの力で光を当てることができることを示した。もう一度、自分の立っている世界をよく見つめ、周囲に立っている人とつながること。国境や言語や文化を超えて、共に歩むこと。
この体験を子供の世界へとさらに広げていくことという挑戦に、岩田さんは、力強く頷いてくれた。特に、子供が自分だけでスクリーンの中にこもるのではなく、親と一緒に家族で世界を、楽しめるようにすることに、喜んでくれていたと思う。
岩田さんは、ポケモンを創りだした石原さんと最後までこのプロジェクトの成功へ向けた打ち合わせをされていた。
家族で楽しめること、子供が外に出て、世界の素晴らしさと出会えること。Wiiで様々な年代へとゲームの楽しさを取り戻した岩田さんの次の開拓を実現させること。テクノロジーの力で、世界に情報のレイヤーを重ねていくこと。子どもたちはきっと、世界の素晴らしさや美しさ、無数の「可能性」に溢れた場所であること、世界は見えているままとは限らないことに、新鮮な空気を吸いながら、気づいていく。
子どもたちの80%が運動不足と言われている現代。
一方の未来には、子どもたちが、家で機械を被りスクリーンに没頭している世界がある。
一方には、スニーカーを履いて、友達と街へ飛び出したくてうずうずしているような、未来。テクノロジーを否定するのではなく、活用し、Niantic はパートナーたちとそういう未来の可能性を探ろうとしている。それが子どもたちの見つめる世界を、未来を、変えることにつながると、考えているのだ。岩田さんが最後に遺した落し子が、世界の子どもたちと一緒に世界へと歩き出すその日が、僕は待ちきれない。
ようやくいうことができる。ご冥福をお祈りします。子供がみんな家に引きこもったいたら、天国からは見えない。一人でも多くの子どもたちの笑顔が岩田さんのいるところから見れるよう、微力を尽くしたいと思います。
岩田さん、さらにはその周りの人たちは、こんなことを考えて企画してくれていたのかと。
僕は、「テクノロジー」をこのように使う人たちが本当に素晴らしいと思った。
「テクノロジー」子どもたちの身近で言えば、ゲームになるもの。
進歩すればするほど、人はまさに「内に篭る」ものだと思っていた。
しかし、そのテクノロジーを活用し、さらに外に飛び出してたくさんの人、世界と関わっていく方法もあるんだなと。
僕の頃は、まだネットも進歩していなかったし、直接友達と会って通信ケーブルを物理的に繋げないと、交換もできなかった。
今の子たちはどうなんだろう。ネットがあれば誰とでも繋がれるんだろうな。
でも、この素晴らしいビジョンを持つ作る人たちによって、世界はまた変わっていくだなと思った。
またこの歳になって、あの頃のワクワクを思い出し、感じることができた。
夢と希望をありがとう!!
あとがき。
僕もこんな素晴らしい、世の中にインパクトを与えることをしたい、と改めて思った日でした。