春と言えば新生活ですね!!
入学、就職、転職、転勤 ・・・色々ありますね!!
4月になり、実家から出て一人暮らしを始める方も多いと思います。
僕も大学入学を機に上京して一人暮らしを始めたわけですが、やはり何事にもお金がかかります。
僕の場合、幸運なことに両親に工面してもらいました。なので一人暮らしするにあたって必要だった、いわゆる初期費用がいくらだったのか知りません。
しかし、最近引越しも考えており、一体いくら掛かり、どのくらい両親に負担してもらったのか計算してみました。
これから新生活・一人暮らしを始める方の参考になれば幸いです。
目次
初めての一人暮らし。まずは必要なお金の洗い出し。

初めて一人暮らしをするにあたって必要なお金はこんな感じ。
- マンション・アパートを借りるための初期費用
- 引越し費用
- 家具・家電購入費用
その他手続き系で行くと、電気・ガス・水道などの手続きや住民票の手続きなどありますが、それは別記事で紹介しようと思います。
ここでは、あくまで一人暮らしを始めるにあたって必要な初期費用の目安、「お金」のお話をしていきます。
一人暮らしを始めるために必要な初期費用。
先程も挙げたとおり、一人暮らしを始めるには初回のみ必要なお金があります。
部屋を借りる【賃貸物件】

親元から離れる以上、自分が住む家を借りなくてはなりません。
僕は、「公園に住むよ」と両親に言ってあげられませんでした・・・。
まぁ・・・、そこは・・・ね。仕方ありませんね。
住む場所によって大きく異なる部分なので、一概には言えませんが、自分が住む場所の家賃相場を当てはめて試算してみてください。
ここでは、東京の平均家賃相場”65,000円”を元に試算しています。
まずは、それぞれの費用項目について説明します。
敷金・保証金(家賃0~2ヶ月)
「敷金」も「保証金」も同じ意味です。関西圏では保証金と呼ぶことがあるみたい。
これは「家賃の滞納時」・「引っ越す・退去時の修繕費」などに使われますが、戻ってくることがあるお金です。
何故これが必要かといえば、貸す側にとっての保険みたいなものです。
- 家賃を滞納された時の保険
- 部屋を壊された時の保険
などです。
なので、「家賃を滞納していない」、「部屋をとてもきれいに使っていた」などであれば、かなり戻ってきます。
最近は敷金0円の物件も増えており初期費用的にはお得なように見えますが、個人的には敷金は払った方が良いと思っています。
何故かといえば、敷金がないと、結局退去時にクリーニング代などを取られますし、むしろ多く請求される場合もあるようです。
借りる側からしても、予め払っていた方が心に余裕があって良いと思います。
個人的に探す目安としては1ヶ月です。2ヶ月でも良いのですが、初期費用が高くなってしまうので辛い・・・。
実家暮らしの私には関係ないお金だ~。
引っ越しシーズン(2月後半~4月前半・12月)には上がりやすい項目になるので、オフシーズンを狙える場合は、オフシーズンで一人暮らしを始めた方が初期費用が抑えられます。
礼金(家賃0~2ヶ月)
この「礼金」は退去時だろうとなんだろうと、戻ってこないお金です。
いわゆる、「ここに住まわせてくれてありがとう大家さん」的なお礼のお金です。まさに礼金。
もうね、個人的に一番払いたくない。これからこの部屋に住むために家賃払っていくのになんで?となります。
キーーーーー!
でも貸し側になったらほしいと思って設定するんだろうな、自分。
礼金を支払うメリットで考えられることと言えば、
「そのマンションに住んでいる人に、支払い能力がある人しかいない」
ということでしょうか。
なので、安心は少し買えるかもしれません。少しね。
こちらも敷金と同じく、引っ越しシーズン(2月後半~4月前半・12月)には上がりやすい項目になります。オフシーズンを狙える場合は、オフシーズがおすすめです。
仲介手数料(家賃0~1ヶ月)
これも名前通り、賃貸契約する際に仲介してくれた不動産業者に支払う手数料。
一般的に1ヶ月が多いようです、僕の周りだと0.5ヶ月が多い気がします。
一番は仲介手数料なしですね。最近は増えてきているようです。
ここは業者ごとに価格が違ってくるところで、交渉可能なところなので、積極的に担当者に相談してみましょう。
前払い家賃(家賃1~2ヶ月)
これはもう払いましょう。ゴネたってどうにもなりません。だって家賃だもの。
月途中の入居なら、ちゃんと家賃を日割りで計算してくれるので、
当月日割り分+翌月1ヶ月分の家賃
を支払う形ですね。
物件によってはキャンペーンで家賃1ヶ月分無料などのキャンペーン(フリーレント)も行っているので、希望の物件にキャンペーンがあればラッキーですね。
1ヶ月って大きいでね~。
火災保険(2年で2万程度)
マンションが火災・水害・風災など、災害などによる被害にあった時の保険です。
これは加入必須です。
大体、2年で2万円程度が目安でしょうか。
何も考えなければ、不動産業者が紹介してくれる保険会社で良いと思います。必要な書類等も準備してくれるので楽です。
最安を探したいのであれば、自分で探す必要があります。初めての賃貸契約なら不動産業者紹介のところで良い気がします。
鍵交換費・クリーニング代などもろもろ
ここは最も注意してほしいところです。見積もりをもらった時に不明点あれば必ず質問してください。
一般的には、
- 鍵交換費
- クリーニング代
などがあります。
鍵交換費については、入居時・退去時どちらかで支払うと思いますが、どちらのタイミングで支払うか確認しておきましょう。
「鍵交換費については、貸主が負担する」
という記載が、国土交通省のガイドラインにありますがあくまで目安であり、法律で定められている訳ではありません。
事実、不動産業者の見積もりに入っていることが多くある項目なので、担当者に聞いてみて削減できないようであれば諦めて支払うか、違う物件を探した方が面倒もなく良いと思います。
クリーニング代については、前借主の敷金等で行われているはずなので、ある場合は担当者に聞いてみた方が良いでしょう。
一般的にクリーニング代は、退去時の敷金に含まれるはずです。
引越しをする【引越し業者を使う・自分で頑張る】

さあ実家から出ましょう。夢の一人暮らしの始まりですよ!
引越しをするにもいくつか手段があります。
- 不動産業者おすすめの引越し業者を使う
- ネットで引越し業者に相見積もりを取る
- 頑張る
不動産業者おすすめの引越し業者を使う
これは一番楽ですね。手続きなど不動産業者に任せてしまえますから。
費用を考えず、時間と労力を最小限に抑えたいのであれば一番おすすめだと思います。
ネットで引越し業者に相見積もりを取る
引越し業者に頼みつつかつ費用を抑えたい場合は、インターネットで各引越し業者へ一度に見積もりを依頼する無料サービスを利用し、相見積もりを取ることをおすすめします。
いわゆる、引越し見積りの比較サイト。
HOME’S引越し見積もり
引越し侍:アリさん、サカイなど大手多数。100社以上から10社一括お見積り
上記あたりが大手ですね。
簡単なデータ入力で見積りを依頼できるので、引越しが決まっている方は一度利用してみてもいいかもしれません。
頑張る(車で自分で荷物を運ぶ)
タイトルは冗談ですが、やることは本気です。
自家用車 or レンタカーを利用し、引越しを自分+αでやるやつです。
初めての一人暮らしで、家具・家電がまだ揃ってない人には良いですね。
または、家具・家電をすべて買い替える予定の方。衣類や自分の生活必需品のみで良いわけですから。
家具・家電は引越し先に送ってもらえばOK。
それ以外でやろうと思うととてつもない労力がかかります。
僕は友人の引越しを手伝い、対価としてランチ1回奢ってもらいましたが、全く対価に見合いませんでした(笑)。
マジしんどい。だから家具・家電がある人はやめておけ。
だからプロがいるのです、おとなしくプロに任せましょう。
HOME’S引越し見積もり
引越し侍:アリさん、サカイなど大手多数。100社以上から10社一括お見積り
家具・家電をそろえる

ここは人によって大きく異なってくるところだと思います。
人によっては不要なものも、その人にとっては必要なものの場合もあるでしょう。
さらに価格もピンキリで、上を見ればきりがありません。
今回は個人的に必需品であるもののみピックアップし、価格はAmazonの1位の商品価格目安で紹介しています。
家具
家具は意外と必要なものは多くありません。
ソファとかほしければ、自分の生活スタイルがわかってきて、こんなのほしいなーってなってから買うことをおすすめします。
部屋のサイズ感とかも実際にそこで生活してみないと分かりませんからね。
品目 | 価格 | 説明 |
---|---|---|
ベッド or 布団 | 15,000円 | 実家にある布団・ベッドであれば0円で済みます。ただ輸送費も考えましょう。 車であれば0円でOKですね。 |
テーブル | 3,000円 | 食事用のちゃぶ台的なやつ。基本最初は床暮らしが良いと思います。 慣れてきて、どんなふうに生活したいか見えてきたら買い替えればOK。 とりあえずこれがないと、段ボール or 床でご飯食べることになります。 |
カーテン | 5,000円 | 特にこだわりがなければニトリとかでOK。 |
キッチン用品 | 5,000円 | 包丁、フライパン、鍋、まな板、ざるなどなど挙げればきりがありませんが、 必要なもののみ買うようにしましょう。足りなければ買い足せばOK。 |
食器類 | 5,000円 | お茶碗、お皿、箸、スプーンなど。 個人的にお皿はカレー入れるようなでかいやつ1個あれば万能。 |
洗濯干し | 2,000円 | 洗濯物をほすやつ。これは必要だと思う。 |
合計 | 35,000円 |
家電
個人的に、値段度外視で一番こだわりたいところ(笑)。でもお財布と要相談なのです。
こちらも個人的にあって良かったなと思う家電のみピックアップ。
価格はAmazonの国内大手メーカーを基準にしています。
その他必要なものが出てきたら都度買うようにしましょう。
品目 | 価格 | 説明 |
---|---|---|
冷蔵庫 | 27,000円~ | 自炊するしないどちらでも必須。 容量:120L~150L程度。人によって必要なサイズ感は変わってくる。 毎回コンビニに行ってたら疲れる。 |
電子レンジ | 12,000円~ | コンビニヘビーユーザーの心の友のため必須。 国内大手メーカーでも一人暮らし目安であればこのくらいの価格。 |
洗濯機 | 30,000円~ | 家で洗濯するため必須。 容量:5キロくらいあれば余裕。 近くにコインランドリーがあったとしても毎回持っていくのは辛い。 |
電気ケトル | 3,500円~ | 一人暮らしに電気ポットはいらない。 買うなら必要な時に必要な量をすぐ沸せる電気ケトルがおすすめ。 |
掃除機 | 10,000円~ | 掃除はしよう。 一人暮らしはハンディタイプがおすすめ。 一番はダイソンハンディクリーナーがおすすめ。 箒・ちりとり、クイックルワイパーなどでも代用可。 |
ドライヤー | 2,000円~ | 安いし買っておこう。 朝の時間を短縮。 |
ここまでの合計 | 84,500円 | 以下必要に応じて。 |
テレビ | 42,000円~ | 必要に応じて。32インチ想定。 僕は映画とイッテQが見たいからほしい。 インチ数落とせば価格も下がる。 |
炊飯器 | 6,500円~ | 必要に応じて。3合炊きを想定。 人によっては全く使わない家電1位になることもあるので注意。 コンビニ・学食・お弁当屋さんで済ます人には無用の長物。 |
エアコン | 40,000円~ | 必要に応じて。6畳程度のものを想定。 今ではほとんどの物件についている。 エアコン付きの物件を選択するようにしよう。 |
照明器具 | 7,000円~ | 必要に応じて。 照明器具が付いていない物件も結構あります。 リモコン付きがおすすめ。 |
合計 | 180,000円 |
一人暮らし初期費用まとめ。
部屋を借りるための初期費用。
以下、東京の家賃平均相場65,000円で試算し表にまとめました。
項目 | 費用 |
---|---|
敷金(1ヶ月) | 65,000円 |
礼金(0ヶ月) | 0円 |
仲介手数料(0.5ヶ月) | 32,500円 |
前払い家賃(2ヶ月) | 130,000円 |
火災保険料 | 20,000円 |
鍵交換費 | 20,000円 |
合計 | 267,500円 |
礼金・仲介手数料を安く抑えられたとしても、27万は行ってしまいますね。
30万くらいは目安として持っていた方が良いかもしれません。
場所・状況によって変わってくると思いますので、自身の状況に応じて試算してみてください。
引越しするための初期費用。
パターンによりますが、以下のような感じでしょうか。
- 引越し業者を使う:4~7万(単身者向けサービス)
→時間と労力を最小限に抑えたいならおすすめ - レンタカーを借りる:レンタカー代+ガソリン代+高速代など
→近場ならおすすめ - 車を出してもらう:0円+ご飯くらいご馳走しましょう
→荷物も少なくご両親に頼めればおすすめ
家具・家電購入のための初期費用。
今回は以下条件で試算しています。
- Amazonで一人暮らしに必要なサイズで上位のものをチョイス
- 家電については、上記+国内大手メーカーのものをチョイス
家具 | 35,000円 |
---|---|
家電 | 84,500円+α |
家電については、炊飯器・テレビ・照明器具など+αがあります。
部屋を借りる+引越し+家具・家電の総額。
家賃65,000円、引越し業者を利用、家電については最低限のもののみ。
賃貸契約 267,500円+引越し 50,000円+家具 35,000円+家電 84,500円
=437,000円。
ちょっとマジか、高えな(笑)。
僕が今引越そうと思うと、家具・家電は抜きにして、さらに引越しをレンタカー借りてやるとしても、30万くらいは掛かるんだな。
しかも今引越そうと思ったら、もうちょっと家賃高いところに住むと思うので、40万は掛かるな(笑)。
今年も契約更新にしておこう・・・。
でも賃貸契約の中には前払い家賃が入っていることもお忘れなく。
当月の日割り分+翌月の家賃です。初期費用と言っても、翌月家賃が入ってますから。
おまけ:家賃について。
「家賃」ですが、値切れる場合があります。
ダメもとで不動産業者の担当者に言ってみてください。
「どうしてもこの部屋に住みたいんですが、もうちょっと家賃はお安くならないですかね~・・・(チラッ)」
と。
家賃は厳しいかもしれませんが、「共益費」から引いてくれることがあります。
僕も実際今の家は、契約する際値切ってみたら、共益費から2,000円値引いてくれました。
毎月のことなので助かります。
しかし、これは本当にダメもとです。値切ってくれたらラッキー的なやつです。無理は禁物。
おまけ:賃貸物件の契約更新とは。
一般的に賃貸の契約を行うとき、契約期間「2年」として最初に契約します。(契約期間1年の物件もあります)
その2年を過ぎてさらに住みたいと思った時、「契約の更新(再契約)」を行わなければなりません。
この契約の更新の時に発生するのが、いわゆる
更新料
です。
忘れていると痛い目に合います。僕の実体験ですので、実感を込めて伝えます。
この更新料は契約によって違いますが、大体家賃の1ヶ月~2ヶ月程度です。
僕が今まで住んできた賃貸は全て1ヶ月でしたね。
また2年更新の場合、契約更新にプラスして、火災保険の契約更新も重なってきます。
再度2年契約なので、2万円程度が目安でしょう。
そのため、賃貸に住み始めて2年が経過した場合、
賃貸契約更新料 6.5万円 + 火災保険契約更新料 2万円
程度掛かってきます。
2年ごとなので一人暮らしが初めての人は忘れやすいですが、10万程度は飛んでいくので忘れないようにしましょう。
あとがき。
やはり一人暮らしの初期費用は、高いというのが正直な感想ですね・・・。
高すぎですよおおおおおお・・・!
僕は実家暮らしだもんねー!!
うっさいっ!!!!
実家暮らしができる環境であれば、実家暮らしの方がお金が貯めやすいと思います。
ただ、どうしても実家から距離が離れていたり、自由がほしい!!という方は一人暮らしをする必要があるでしょう。
一人暮らしの自由気ままな感じは、実家だとなかなか感じれないことですね。
そうなんですよ。僕なんて、実家に2泊3日くらいで帰省しただけでもストレス感じちゃいますからね・・・。
僕は何にも感じませんよ!実家最高です!!
もうすぐ春ですね!