へい!会社のWindowsパソコンがOS起動しなくなっちまったぜ、ぷーです!
いやね、いきなりWindows7が起動しなくなったわけですよ。
マジでいきなり。
BIOSは起ち上がって、「Windowsを起動しています・・・」までは行くのですが、
Windowsは起動せず、またBIOS画面に戻る状態・・・。
最終手段の、Windowsの修復でも解決せず・・・。
もうここまできたら、新しく端末作るしかないと・・・。
でもメールのバックアップだけはほしい!
会社ではWindows Live Mailを使いるのですが、メール類はすべてフォルダに保管されているわけです。
Live Mail自体は、そこを参照してるだけですから。
ハードディスクが逝っちゃったとかではないので、データ自体は無事。
ということで、Windows PEを使って、メールデータを社内サーバーにコピーして救出しました。
Windows PEとは。
詳細な説明は、「Windows PE」で検索すれば大量にヒットするので省略しますが、
要は、HDDにインストールせずに、CD-ROMやUSBメモリなどから起動できる、お手軽WindowsOSです。
なので、起動しなくなったWindowsの代わりに、Windows PEが起動して、ドライブ内のファイルなどをコマンドプロンプトで参照できます。
※OSファイルが壊れただけで、中身の普通のファイルが壊れているわけではないので
データの救出など、有料ソフトも販売されていますが、無料で自分で作れる環境であることが良いと思います。
Windows PEの起動ディスクの作成方法なども、既にたくさん記事があるので、わかりやすかったところをピックアップしました。
こちらの記事には、対応しているWindows PEのバージョンの記載もあるので、ご自身のバージョンに合わせたWindows PEを選んでください。
いざ、メールデータ救出。
ドキュメント類は社内サーバーにあがってますし、ウェブブラウザはChromeを使っていて、同じアカウントでログインすれば、Chromeの環境は復元できるので、救出したいデータはメールデータのみ!
ちょっと話は逸れますが、Chromeの復元など、やっぱりクラウドいいなーとしみじみ思いました・・・。
同じアカウントでログインしちゃえば、環境復元できちゃいますからね。
ローカルに保管しているのはナンセンスな気がしました。
本題ですが、僕はWindows Live Mailを使用していたので、デフォルトの保管フォルダは、
“D:\Users\[ログインユーザー]\AppData\Local\Microsoft\Windows Live Mail”
になります。
Dドライブになっている点に注意してください。Windows PE上から見ると、通常Cドライブだったところが、Dドライブとして扱われているはずです。
この”Windows Live Mail”フォルダをガツンッと、どこかのサーバー上であったり、USBメモリ上などにコピーすれば、救出できます。
コピーコマンドは、
xcopy /e “D:\Users\[ログインユーザー]\AppData\Local\Microsoft\Windows Live Mail” [コピー先]
/e ですべてコピーです。
コピー元のパスを””で囲っているのは、「Windows Live Mail」フォルダにスペースが空いているためです。
フォルダ名にスペースが含まれる場合は、パス全体を””で囲ってください。
コピー先に関しては、サーバーを直接指定したり、USBメモリを挿して、認識したドライブ名を入力すれば大丈夫だと思います。
メールデータの復旧。
Windows Live Mailに関しては、一度Live Mailをインストールして起動すると、下記フォルダが作成されます。
“C:\Users\[ログインユーザー]\AppData\Local\Microsoft\Windows Live Mail”
前述の救出したLive Mailフォルダをがツンと上書きコピーして、Windows Live Mailを再起動すると、アカウント設定から、メールまで読み込んでくれました。
ただ、Windows Live Mail自体の設定は、僕の場合読み込んでくれなかったので、再設定が必要なポイントです。
あとがき。
ハードディスクが壊れたわけでなければ、データは復旧できるので、
あきらめないでっ。(CM風)